春から小学校に入学すると考えるとドキドキする反面、自分の子がきちんと小学校になじめるのか不安になりますよね
小学校は子どもにとっても親にとっても初めてのことばかりです
新しい環境やルールに馴染むためにも家庭での事前準備をしておくに越したことはありません
この記事では、小学校入学までにどんな準備や心構えをしておけばいいのかについて具体的に紹介していきます
はじめに
小学校に入学する前のスケジュールはざっとこんな感じです
- 前年2月~9月:ランドセルや学校見学。※ランドセル選びはお早めに
- 前年9月~1月:就学時健康診断があります。※学童の申し込みも始まります
- 1月~2月:入学説明会が行われる時期です。※この説明会の後から学校指定の物をかいそ ろえていきましょう
- 2月~3月:指定された学用品を購入する。※記名は必ず。登下校の道の確認も忘れずに
それぞれの時期に合わせた準備をしていきましょうね
では、本題に入りましょう
1、新しい環境に馴染むための準備
なんで準備が必要になるのかというと、急な環境の変化に子ども自身がついていけなくなるからです
イメージをして教室にいっても、自分の力がおよばないと感じてしまうとそれだけでモチベーションが下がってしまいますからね
できる準備は早めにしといてあげようということです
1-1学校生活のイメージを共有する
まずは『学校』という場所がどんなものなのかを親と子でイメージを共有しておきましょう
そのためにも、実際に学校に足を運んだり、本を読んだりすることがおススメです
まずは
- 学校見学や説明会に参加する
『百聞は一見に如かず』まずは実際の教室や校庭を見てみましょう
それだけでも子どもの不安はかなり軽減できると思います
学校によっては校内に入ることができないこともありますが、校庭であれば外からでも見ることができます
登下校の道を確認するついでに学校の様子を見るのも一石二鳥です
- 絵本や動画を一緒に見る
小学校の生活を描いたアニメや絵本でイメージをふくらませるのもおススメです
「教室はまちがうところだ」(蒔田 晋治)
「1ねん1くみの1にち」(川島 敏生)
などです。
ほかにもありますが、図書館などでも見てみてください
1-2生活リズムを整える
学校は基本的には時間によって一日の流れが決まっています
朝の時間が苦手な小学生も多いので、ふだんからの習慣を見直す必要があります
- 早寝早起きの習慣化
遅くても新学期が始まる1か月前には、練習を始めておきましょう
朝の登校時間を考えて、起きる時間を一緒に考えるところから始めてみましょう
- 朝の準備時間のシュミレーション
まずは、ふだんのお出かけのときにも出発時間を決めてみましょう
その時間に外に出られるようにどんな準備が必要かを一緒に考えてあげてください
ちょっとずつでいいので、早く寝て早く起きることを習慣化していきましょう
1-3基本的なルールやマナー
学校は集団生活の場です
周りに合わせて動ける力も必要になってきますので、入学前に子どもとよく話し合っておきましょう
- あいさつや返事の練習
学校で必要な「おはようございます」や「ありがとう」を言えるように家でも反復しておきましょう
習い事や親せきの家に遊びに行く機会があれば、そのときを練習に使ってもいいかもしれません
必要なときにあいさつができる子たちは、学校の中でも周りからの信頼が厚くなります
- 自分のものは自分で片付ける
学校ではさまざまなものをあつかいます
自分でもってきているエンピツや消しゴムだけではありません
家庭でも、自分で使ったものは自分で片付けるという最低限のルールはおさえておきたいです
自己管理能力も身に付きますよ
2、学校生活で役立つスキル
スキル1⃣ 集団行動
友だちと遊ぶ時間をつくって、ルールを守って遊ぶ経験を積んでおくといいです
学校は同学年の子どもたちが集まってきますから、自分のわがままが通らなくなることも多々あります
ルールにのっとったうえで行動できるといいですよね
スキル2⃣ 基本的な学習の準備
正しいエンピツの持ち方や名前を書く練習を日常に取り入れると身に付きやすいです
学校はまだまだ紙を使っての学習がほとんどですから、自分の持ち物に名前がかけるとスムーズに学習に取り組めます
数字や時間についても、子どもと一緒に確認する時間をとってもいいかもしれませんね
スキル3⃣ 身の周りのことは自分でする
朝の用意や帰りの用意は自分でできるようになっておきましょう
スムーズに自分の準備ができることで、それ以外の学校での出来事に力を注げるようになります
毎日の準備の中で少しずつ自分の力でできる範囲を広げていきましょう
※おはしの持ち方や食べ方についても家庭で習慣づけておくがおススメですよ
スキル4⃣ 通学路の確認
子どもが自分で学校に行って自分で帰ってくることができるように、何度も足を運んで道を覚えさせてあげましょう
信号や横断歩道など、見慣れない道路を通ることもありますので安全確認をしながら練習してください
緊急時やトイレに行きたくなった時など、もしものときに備えて子ども110番の家の確認なども並行してやっておきましょう
まとめ
いかかでしたか
どれだけ準備できるかは各ご家庭の忙しさ次第ですが、子どもが安心して学校にいけるように親としてはできる限りのことはしてあげたいですよね
日々の家庭での準備が子どもたちの力になっていきますので、少しずつ子どもの自立心を育てていきましょう
以上でーす
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