こんにちは!るうです!
子どもに「仕事」とは何なのかについて話してみたい。もしくは『「仕事」ってなに?』と聞かれたことはありませんか?
今日は、子どもに「仕事」ついてどうやって教えていくのかについて記事を書いていきます。
なぜ、子どもに「仕事感覚」を教えるのか
このテーマについて考えるときに、そもそも「仕事」とは何なのか、ということが気になると思います。
「仕事」とは何なのでしょうか。
我々大人がしている「仕事」とは、時間を費やして、報酬や成果を得ることですよね。
子どもが『仕事って何?』とと聞いてきたときに何と答えるのか。
めんどくさがって「お金を稼ぐことだよ」と教えるのはとても簡単です。
でも、実際に「仕事」という言葉には、報酬に加えて、責任感や社会への貢献感(正しい言葉かはわかりませんが…。)、達成感があるのではないでしょうか。
子どもに「仕事」について教えるときに、難しい言葉を使って説明をしても、結局「仕事とは何なのか」という子どもたちの疑問を解消することは難しいですよね。
それならば、「仕事」とは何なのか。ばっちり子どもに教えられるといいですよね。
他人から見れば「そんなことは当たり前だろう」と思うことも、子どもにとっては「?」なのです。
でも、難しいことは必要ないと思っています。
教える側が今までの経験や実践から自分なりの答えを伝えればいいのです。
それが子どもたちの「仕事感覚」をつかむ第一歩につながってきます。
では、なぜ「仕事感覚」を教える必要があるのでしょうか。
それは、「金銭的なことだけではないんだ」「人の役に立つこと=仕事」と知ることが、これからの人生を豊かにすることにつながると思うからです。
報酬の仕組みを子どもたちに教える
報酬は、お金だけではありませんよね。何かの体験や達成感など、「報酬」という言葉一つとっても様々です。
では、どんな報酬がいいのでしょうか。子どもにお手伝いをしてもらってお金を渡すのも一つですが、少し趣向を変えて何かの体験やどこかにお出かけできるチケットなど、報酬の種類をいろいろ準備してあげるのもおもしろいし、子どもが選ぶ楽しさも味わうことができますよね。
さらに、何か目標をもって子どもたちがお手伝いをすることで、責任感や自主性を育むことにもつながります。
目標の設定が難しい場合は、子どもと一緒に考えてあげてください。
おすすめは、子どもにとって「ちょっと難しい」くらいの目標だとベストです。次の部分でも説明しますが、高すぎる目標や低すぎる目標は、子どものモチベーションに大きな影響を与えることになりかねません。
もらった報酬が労働の対価だと感じられるように、お手伝いの種類を金額別でメニューのようにしたり、スタンプを貯めたりするのも楽しみながら身に付けることができそうですね。
仕事を継続するための工夫
せっかくお手伝いを始めることができても、途中でやめてしまったり、続かなかったりするともったいないですよね。
なので、子どものモチベーションが維持できるような仕組みを作っていくのが現実的です。
どうやってモチベーションを維持していくのか。2つ紹介します。
①お手伝いの種類をひろくする。
お手伝いを始めることができても、種類が一つ二つしかないと、その作業に飽きてしまう可能性もありますよね。
なので、最低でも5つ以上はお手伝いの種類を用意してあげるといいと思います。
数あるお手伝いの中で、子ども自身が選んでできることが理想的です。
②成果を見える化する。
スタンプカードやカレンダーに印をつけるなど、成果を目に見える形にしていく。
自分のお手伝いをした経過が見てわかるのでモチベーションが持続しやすいです。
この二つの工夫をすることで、言われたことをただするのではなく、自分で何をすれば目標まで届くのかを考える力にもなります。
もし、お手伝いの種類をそこまで準備できなかったとしたら、お手伝いができる回数をある程度制限してあげるのもよいかもしれません。
報酬を得ることに必死になりすぎて、生活リズムや日常の生活に影響が出ないようにブレーキをかける。
「そんなバランスの取れたお手伝いをすぐ用意するなんて、、、無理!!」
というのも理解できます。
なので、今すぐ完璧を目指すのではなく、子どもに『どんな(こんな)お手伝いだったらできそう?』と聞いて進めていくなど、子どもとコミュニケーションをとりながら作り上げていくのも楽しいと思いますよ。
注意すること
お手伝いをさせるときは、義務ではなく、子どもがどがお手を選択できるようにしてあげるといいです。
大人であっても、強制されることはストレスになります。
それは子どもであっても同様です。
義務として強制してさせてしまうと、反発心を生むなど逆効果になることもありえます
子どものモチベーションが下がることにもなりますので、本末転倒ですよね。
まとめ
- なぜ『仕事感覚』を育むのか。
「人に役立つこと=仕事」と体験的に気づくことで、人生を豊かにすることにつながる。
- 報酬の仕組みを教える。
現物の支給や体験、スタンプカードにするなど方法は様々。
- 継続するための工夫
お手伝いの種類をふやす。
スタンプカードなどを使って見える化する。
子どものモチベーションが続くようにしてあげましょう
お金の稼ぎ方を子どもたちに教えるだけではなく、体験させてあげると身に付きやすいです。
焦って強制的に、強い口調で進めるのではなく子どもも親もゆとりをもって実現できるといいですね。
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