こんばんわ!るうです!
スマートフォンやタブレット、家庭用ゲーム機など、現代の子どもたちはさまざまな形でゲームに触れる環境にあります。
ゲームは、今や娯楽の枠を超え、社会とのつながりや学びの場としても機能するようになってきました。その一方で、「うちの子、ゲームばかりして大丈夫?」「勉強に支障が出るのでは?」という保護者の不安も根強くあります。今回は、子どもとゲームの関係について、メリット・デメリットを整理しつつ、上手な付き合い方を考えてみたいと思います。
ゲームのポジティブな側面
まずは、ゲームが子どもに与える良い影響について見てみましょう。
1. 創造性と問題解決力の育成
特にパズルゲームやクラフト系のゲーム(たとえば「マインクラフト」など)は、子どもたちの創造性を刺激し、自ら考えて課題を解決する力を養います。論理的思考や空間認識能力が鍛えられるという研究結果もあります。
2. コミュニケーションの促進
オンラインゲームを通じて、友達と協力したり、情報交換をしたりすることは、協調性やコミュニケーション能力の向上にもつながります。共通の話題ができることで、リアルな世界での会話も活発になることがあります。
3. 英語やプログラミングの入り口に
最近では、ゲームを通じて自然と英語に触れる子どもも増えています。また、ゲームを「作る側」に興味を持ち、プログラミング学習に発展するケースもあります。
気をつけたい点・デメリット
一方で、ゲームとの関係に注意が必要な側面もあります。
1. 過度な依存と生活リズムの乱れ
ゲームに夢中になりすぎて夜更かしをしたり、宿題を後回しにしたりするようになると、生活習慣が乱れ、学習面や健康面に悪影響を及ぼす可能性があります。
2. 暴力的な内容への接触
一部のゲームには、暴力的な描写が含まれるものがあります。内容に対して無防備に触れ続けることで、感情への影響や模倣行動のリスクが懸念されます。
3. コミュニケーションの偏り
オンラインでのやりとりが主になると、リアルな人間関係がおろそかになることも。顔の表情や声のトーンといった非言語的なコミュニケーション力を育む機会が減ることが心配されます。
ゲームとの上手な付き合い方
では、どうすれば子どもたちはゲームと健全に付き合っていけるのでしょうか?
1. 親子でルールを決める
「1日◯分まで」「宿題が終わってから」など、家庭ごとのルールを子どもと一緒に話し合って決めることで、納得感を持たせ、無理なく守らせることができます。
2. 内容に関心を持つ
保護者が「どんなゲームをしているの?」と関心を示すことで、子どもも安心して話せるようになります。ゲームの世界観や内容を知ることは、安心材料になるだけでなく、共通の話題として親子の会話も増えるきっかけになります。
3. 他の遊びや体験とバランスをとる
ゲーム以外の楽しみ(スポーツ、読書、自然体験など)も同時に経験させることで、バランスの取れた生活が実現できます。子ども自身が「ゲーム以外にも楽しいことがある」と感じられることが大切です。
子どもにもおすすめゲーム4選
どんなゲームだったら、子どもにも適しているのか。
1.マリオパーティ
4人以上で楽しむことができるゲームです。友だちとも楽しくプレイすることができ、対戦形式とほかのプレイヤーと協力するモードがあるタイトルもありますので、ゲームを通してコミュニケーションを築いていくことができそうです。もちろん、友だちとだけではなく、家族でゲームを楽しむ時間を子どもと共有できるのもいいところです。一人でも遊ぶことは可能ですが、顔を突き合わせてみんなでプレイするゲームは一つあってもいいかなと思いました。
2.桃太郎電鉄(通称:もも鉄)
日本各地をすごろくのように回っていくパーティゲームです。最大4人でプレイすることができて、日本に実在する地名が舞台になりますので、地理に詳しくなることも期待できます。なによりも、他のゲームと比べて、比較的ゆっくりしたスピードでプレイできるのでゲームに慣れていない人とでも楽しく遊ぶことができます。
3.大乱闘スマッシュブラザーズSP(通称:スマブラ)
最大8人までプレイ可能な対戦ゲームです。操作にはそこそこの慣れが必要なのが難点ですが、子ども同士が楽しくプレイするには十分なソフトだと思います。「ふっとばす」など、熱くなりすぎるとあおりや感情的になってしまう可能性もありますが、上手にゲームと付き合っていくにはそんな感情をなだめる方法も身に付けておく必要がりますよね。特におススメなのが、オンラインでの対戦ではなくて、友だちの家に集まるなど、顔を見合わせてプレイできると、かなり盛り上がると思いますよ。
4.オーバークック
1~4人でプレイでき、動物などのキャラクターを操作してレストランの厨房で働くゲームです。操作に多少のなれがいりますが、使うボタンの数も最小限におさえられているので、初心者の方にもおすすめです。とても連携が大切なゲームになっているので、2人以上でプレイすることをおすすめします。
最後に
ゲームは、使い方次第で子どもの成長を支える大きなツールになり得ます。大切なのは、「ダメだから禁止」ではなく、「どうやって使えばプラスになるか」を一緒に考えていくこと。親子の対話を大切にしながら、時代に合ったかたちで、ゲームと上手につきあっていきたいですね。
コメント