会社員として働くということは、上司や部下、同僚がいるはずです。
はじめに
自分の意見が通らない時はどうするのがいいのか。
まずは「自分にできることを考える」です。
他人の思考を変えることはできないし、急に自分の実力が向上することはありませんよね。
ということは、現状を変えようと思ったら自分にできることを見つけるしかないし、それをコツコツこなしていくしかないです。
とは言っても「それが具体的にわからないから困っているんだよ」
そうなりますよね。
現状を変えたい、自分の意見をなんとか通せるようになりたいと思っている人に向けて記事を書きました。
「試してほしい10のこと」
- 締切や期限カレンダーや手帳に書く
- 提案の根拠になる部分を見直す
- 聞いた意見をメモする
- 抽象的な表現を具体に変換する
- 自分が思うことをとりあえず紙に書き出す
- 上司、先輩の目線で見直す
- 一旦、寝かせる
- 「文句+でも•••」を考える
- 諦める
- 仕事の時間配分を書き出す
1、締切や期限をカレンダー・手帳に書く
一つ目はこれです。
まずは、終わりを意識しましょう。
「いつまでに」
「何をしないといけないのか」
とりあえずこれを「認識もしくは確認」するだけで大丈夫です。
確認したことはカレンダーか手帳に記録しておきましょう。
付箋なども使い勝手がいいですが、卓上に置いたままにしておくとごちゃごちゃになってしまうかもしれないので、カレンダーとか手帳とか、継続的に書き留めることができるものがおすすめです。
自分の意見を通したいと思っていても、いつまでにどこまで仕上げておかないといけないのかが漠然としていては、感じる不安感も漠然をしたものになります。
だからこそまずは、締切や期限を確認してカレンダーとかにでも記録しておくことが大事です。
2、提案や根拠になる部分を見直す
具体的にどういうことかというと、説明をするときに「数字」や「事例」を付け加えて話す方がいいよってことです。
案外自分が思っている以上に自分の思いは相手に伝わっていないものです。
企画の提案をしたのなら尚更。
自分にとっては「これでいける!」と思っていても、それをみる立場の人にとってみれば、「なんでこれだと思ったの?」と根拠が気になるんですね。
イジワルとかで言ってるんじゃなくて、どんなことを思ってその企画を考えてきたのか、「熱意」の部分を人は知りたいんですよね。
それが「ただなんとなくこれにしました」っていう返答だったら、聞いている人も何も判断できないんですよ。
自分の意見が通らないと思っているときって独りよがりになりがちなので、数字や事例のデータなどを探して、それを付け加えながら説明をしてみてください。
3、聞いた意見をメモする
上司や同僚から意見をもらったときに、どうしていますか。
おすすめは「とりあえずメモを取る」ことです。
耳から聞いた情報を覚えておける時間は短いです。
おそらく、よほど衝撃的なものでない限り、次の日のは頭から抜けてしまっています。
そうなるとせっかく改善のチャンスだったのにもったいないですよね。
メモをとっておくことで、自分の意見を「客観的」にみることができるんですよ。
それって結構大事なことで、どうしても人は考え方が主観的になりがちだけど、自分が意見を伝えたい相手のことを知るには「客観的」に物事を捉えられないと難しいじゃないですか。
ただ聞いていても忘れてしまったら客観的にみることは難しくなってしまうので、メモとかに書き残して、あとで見返せるようにしましょう。
4、抽象的な表現を具体に変換する
これを聞いてもなかなかピンとこないですよね。
どういうことか、
例えば、自分が意見を出したとします。
「もうちょっと楽しい感じにできないかな」
と返されたときにどうするかってことです。
「楽しい」ってどういうことなんだろうって何回も自分に問うんですよ。
今の時代だったらAI(Chat CPT)に聞いてみてもいいと思います。
ちなみに僕は通勤の車の中で「どうなると楽しいって判断できるんやろ?」とか声に出してぶつぶつ考えていました笑
「楽しい」っていうのはかなり抽象的なので、どんな行動とか言動が見られたら楽しいと判断できるのか明確にしておくと強いです。
それを明確にすることができれば、あなたの意見はすぐに受け入れられるものになると思いますよ。
5、自分が思うことをとりあえず紙に書き出す
今、自分が思っていることをとりあえずノートでもメモ帳でもいいので紙に書き出してみてください。
自分の頭の中を整理することは、仕事のパフォーマンスを維持するためにもとても重要なことなんです。
仕事が進まず不安なまま眠りについたりすると、翌日の自分の身体に影響を及ぼしてしまうんですね。
一度書き出すと、自然と手が動いて自分でも気づいてなかった思いとか感情がわかりますよ。
ちなみに僕がおススメするのは、紙とえんぴつを使って書くことです。
スマホのメモ機能を使ってもいいんですけど、やっぱり紙に手で書いているときの感触とか音とかは心地いいんですよね。
スマホとかは文字の形も整えられているので、書いていても熱意が入ってこない感じがします。
紙とえんぴつだったら百均とかでもどこでも手に入りますから、すぐに準備できますよね。
僕は夜寝る前20分くらいを目安に書き出していましたが、手が止まることなく、「まだ書けるで」と思いながら手を動かしていました。
夜寝る前にすると、不安が紙に書き出されることにもなるので、不安が軽減されて睡眠の質にもいい影響を与えてくれます。
6、上司、先輩目線で見直す
いくら自分としていい意見と思っていても、聞いてもらう人にとって引っかかるところがあるとその意見は認められないことが多いです。
なぜかっていうと、他人と自分の「良い」と思うポイントは違うからです。
特に営業で働かれている人なんかの話を聞いていると、結局はお客さんがどんな悩みを抱えていて、自分たちの商品を使うことでどう解決できるかを知りたいだよ。
って話をしていました。
自分がサービスを利用するときも同じですよね。
悩みとか困っていることを解決してくれるものとか人は信頼できると思います。
我々は案外サービスを受けていることがめちゃくちゃ多いんですけど、いざ働いてみるとお客さんの立場で考えるのが難しいんです。
それは、自分の商品とか意見の優先度が一気に高くなるからです。
優先度が高くなると、お客さんのためにと思っていても、気づいたら自分のことをまず先に考えていたってのはよく聞く話です。
今回は上司や先輩の立場で考えるっていうちょっと難しい視点の話なんですけど、自分が何を求められているのかがわかるためにはみる視点を変えるっていうのが必要になってきますね。
7、一旦、寝かせる
読んでそのまま、悩んでいることでも行き詰まってこれ以上は無理ってなったら、一旦、意見を寝かせて、時間が相手から考えると案外スッと解決できたりします。
おすすめなのは、1日くらいは寝かせる方法です。
半日だとちょっと短いし、3日とか4日くらい経ってしまうと、なんのことを考えていたか忘れてしまってもダメなので、目安としては1日くらいがおすすめかなと思います。
時間を無理くりにでも空けてみると、効果があるかもしれませんよ。
8、「文句+でも、、、」を考える
生きていたら、人の言ってくることに対して文句も出てきます。
社会人になったら人と意見を交わすことが多いし、学生とかでも友だちに文句が出てきたりとかあります。
文句が出てくるのは誰にでもあることです。
その文句に「でも、、、」っていう反対の意見を考えてほしいです。
こんな感じですね。
文句だけで終わってしまっては、何も生まれないし前にも進めません。
それは勿体無いので、少しでも前に進めるように「でも、、、だよね」と反対の意見を付け加えてみてください。
自分の気が付かなかった視点とか意見について考えるきっかけになります。
9、諦める
これも読んで字のごとく「諦める」です。
自分がどれだけやってもはかどらない。
全然進歩が見られない。
こういったときは「諦める」ということも視野に入れてみましょう。
ただ、なんでもかんでも諦めろということではなくて、仕事や労力に見合ったことをしているのかを一度考え直してみてください。
これだけやっても得られるのはほんの少しだけだなぁ。って感じたことをやっている時間よりも、それ以外の大きなやりがいとか必要なことに時間を割くべきなんですね。
優先順位を考えて、成果があまりにも小さいものとか優先度が低いものに関しては、思い切って諦めてみる。
そんな選択肢もあるんだと覚えておいてください。
ときにはそんな考えが必要です。
10、仕事の時間配分を書き出す
これは、自分の「どんな仕事」に「どれだけ時間をかけているか」を全て書き出しみましょう。
時間は限られているので、どれくらい一つの仕事に時間を割けるかというのも決めなくてはいけません。
それを決めるには、「どの仕事」に「どれくらい」時間をかけているのかを客観的に見つめる準備をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
会社で意見が通らなくてモヤモヤしている気持ち、よくわかります。
なかなか意見が通らないと「もうやらなくてもいいんじゃないか」って思うようにもなって辛いものです。
はじめにも書いたとおり、結局できるのは「自分にできることを見つける」ことしかありません。
他人のことを変えることは不可能なので、自分という存在のことをしっかり認識して、自分が影響を与えられる範囲で頑張っていきましょう。
以上で終わります。
ありがとうございました。
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