こんばんわ!るうです!
新学期が始まって、新しい環境に身を置くという方も多いのではないでしょうか。
同じように、子どものとっては、新学期・新クラスになる時期です。様子はどうでしょうか。
おそらく、新しい環境に不安を感じている子どもはたくさんいると思います。この記事では、どんな方法で子どもの不安を解消していくのか、一緒に考える時間になればと思います。
学校での不安が子どもに与える影響
『子どもは学校に行くもの』という考えがふつうである日本です。
学校での不安も多種多様で、人間関係、勉強と、細かく分けるとキリがないくらいあります。
そんな不安は、子どもにどんな影響があるのでしょうか。
不安は、子どもの言動に影響をあたえることがあります。攻撃的になったり、閉鎖的になったり、どんな状態になってしまうのかも子どもによってさまざまです。
どんなとき、親や周りの大人はどうすればいいのでしょうか…。
ダメなパターンとしては、【怒る・言い返す・あってはならないですが「暴力」】ですかね。
確かに、子どもの言動に腹が立つのはわかりますが、大人がそれをそのまま子どもにぶつけたら、本末転倒ですよね。むしろ逆効果すぎます。
ではどうするのか。それは『きちんと時間をとってあげる』です。
時間をとることがなぜそんなにも重要なんでしょうか。
リラックスできる時間の重要性
不安になった子どもにどんな影響があるかについて書きましたが、その対処についても詳しく書いていきます。
そもそも、なんで時間をしっかりとってあげることが重要なのでしょう。
それは、子どもは、自分に時間をとってくれる相手のことを信用しやすいからです。大人でもそうですよね。何か困ったときに、自分に時間を割いてくれる上司や先輩のことはどこか信用できるはずです。
なので、まずは子どもとの時間をしっかりと確保していきましょう。
それが実現できないと、子どもの不安を解消することは一気に難易度があがります。何かしてあげようと思っていても、何もしてあげられなくなります。
「子どもは、親と話したいor信用できる大人(親)に自分の話を聞いてほしい」と思っているのです。
「子どもの言動をなおしたい」とか「正したい」という気持ちもわからなくはないですが、まずは「子どもと一緒、同じ時間をすごす」ことの大切さに気づきましょう。
どんなことであっても、時間がないことには何もできないのです。
リラックスできる時間の作り方
では、具体的にどうすれば時間を作っていくことができるのでしょうか。
それは、時間を「細かく」「多く」とってあげることです。
『今日は一時間たっぷりとるか~』というのはおススメしません。
「宿題を見る時間を5分」とか『ご飯のときに5分」とか、そんな細かい時間を多くとるといいと思います。
長い時間、一緒にいる時間を確保するのがダメというわけではありません。
長い時間とった後が大事なんです。
「昨日はたっぷり時間をとったから、今日はなくても大丈夫だよね」ってなりがちなんですよね。
こういうの、子どもはけっこう気づきますからね。「あ、結局ボクにとる時間はないんだ…」って。
だから、なんでもいいんです。ゲームを一緒にするのでも、アニメを一緒にみるのでも、ドラマを一緒にみるのでも。ほんとにどんなことでもいいんです!
個人的には、筋トレとか運動がおススメですね。子どもと一緒の時間もすごせて、健康にもなる。まさに一石二鳥ですね。
親・大人が心がけたいこと
親として、大人として、どんなことを心がけていけばいのでしょうか。
ワタクシなりに考えた2つの心がけを紹介します。
まず一つ目は、『子どもも不安をかかえている』と知ることです。
「私の子どものころは~」とかじゃなくで、それとは別物として、子どもは不安をかかえているんですよね。
「不安があるのは、大人も子どもも同じだよね」って思えることがとっても大切なんです。
そう思っている人からは、子どものことを気づかった優しい言葉が出てくるはずですからね。
二つ目は、『子どもは思い通りにはならないよ』と知ることです。
不安をかかえている子どもに対して、「それくらい自分でなんとかしなさい」と言うのはなかなか難しいです。
【獅子は子を谷に落とす】という言葉もありますけどね。まぁそれで這い上がってくるような子なら問題ありませんがね。おそらく、そんな子どもばかりではないと思いますし、獅子の子が死ぬリスクがあるように、人間の子にとってもリスクがついてまわります。
そして、子どもが思い通りになると思っている人って、子どもが自分の思い通りにならなかったことに腹を立ててしまうんですよね。
子どもは不安になる。親は腹が立つ。
悪循環以外のなにものでもないですね。
子どもの不安を解消してあげて、余裕をもって子どもを見守る。そんなかかわり方ができると、子ども自身が自信をもって、何事にも挑戦していけるようになるんだと思いますよ。
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