「認定こども園って結局いくらかかるの?」「
そんな疑問を持つ保護者の方に向けて、
さらに、**「1号認定」「2号認定」って何?**
1. 認定こども園の「1号」「2号」って何?
まず知っておきたいのが、「認定こども園」では、
区分 | 対象 | 内容 |
---|---|---|
1号認定 | 3歳以上/保護者が就労していない or 短時間勤務など | 幼稚園的な利用。教育目的の利用が中心 |
2号認定 | 3歳以上/共働きなど一定時間の就労あり | 保育園的な利用。保育の必要性がある家庭向け |
簡単に言えば、1号=幼稚園利用、2号=
2. 保育料の基本:原則「無償化」の対象
実は現在、認定こども園を含む幼児教育・
認定区分 | 保育料の扱い |
---|---|
1号認定 | 月額上限25,700円まで無償(副食費は別) |
2号認定 | 原則無料(副食費・延長保育料などは別) |
つまり、**基本的な教育・保育の部分は「無料」**ですが、
3. 副食費や延長保育費に注意!
無償化されるのは「基本的な教育・保育部分」のみ。
- 副食費(おかずやデザート):月4,500円程度
- 主食費(ごはん・パンなど):月1,000円程度(
園によっては無料) - 延長保育料:30分〜1時間ごとに数百円
- 行事費・制服・教材費:入園時・年度初めにまとまった支出
特に延長保育を頻繁に利用する共働き世帯では、
4. 家計に響く?シミュレーションしてみよう
例:共働き家庭(2号認定・年中)・延長保育ありの場合
項目 | 月額目安 |
---|---|
保育料 | 0円(無償化対象) |
副食費 | 約4,500円 |
延長保育 | 約5,000円(毎日30分) |
雑費(行事・教材) | 約1,000円 |
合計 | 約10,500円/月 |
表面的には「無料」でも、
5. 1号と2号、費用面での違いは?
1号と2号では利用時間が大きく異なるため、
表面的には「無料」でも、
項目 | 1号 | 2号 |
---|---|---|
利用時間 | 教育時間のみ(4〜5時間) | 保育時間(8〜11時間) |
延長利用 | 原則なし(預かり保育のみ) | 延長保育あり |
副食費 | 基本自己負担 | 同様に自己負担 |
延長保育料 | 預かり保育料(月5,000円前後) | 延長保育料(時間単位) |
「専業主婦だけどパートを少し始めたい…」という方は、1号+
6. 認定こども園を検討する際のポイント
1. 利用できる時間が異なる
1号認定(主に幼稚園的な利用)は、**教育時間中心(通常9:
2号認定(保育園的な利用)は、**長時間保育が前提(
→ 例えば、共働きなのに1号認定を選ぶと、
2. 保育料が異なる
1号は多くの自治体で「無料(無償化対象)」になっていますが、
2号は世帯収入に応じた保育料が設定されており、
→ どちらを選ぶかによって、家計への影響が変わってくるため、
3. 必要書類や手続きが違う
1号は園に直接申し込み、2号は自治体を通じた「
→「すぐ入れると思っていたのに、
まとめ:認定こども園の保育料は「無料じゃない」けど予測はしやすい
認定こども園は無償化の恩恵を受けつつ、
ただし、「全部無料」と思い込むと、後から「こんなにかかるの!
家計にやさしく、子どもにも安心な園生活を送るために、
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