子どもの反抗期に悩むあなたへ。反抗の裏にある「本当の気持ち」とは?
こんばんわ!るうです!
『最近、うちの子がなんだか反抗的で・・・」
そんなふうに感じている方、きっと多いのではないでしょうか。
子どもがやたらと反抗してくるときは少なからずありますよね。
注意すればムッとした顔。声をかければ「うるさいなぁ!」のひと言。
言い返されるたびに、こちらの心もザワザワして、つい感情的になってしまうこと、ありますよね。
でもその”反抗”、もしかしたらただのワガママではなく、子どもなりの『心のメッセージ』かもしれません。
今日は、そんな子どもの反抗にこめられた気持ちについて一緒に考えていきましょう。
反抗の裏にある気持ちとは
子どもは反抗的に態度をとるとき、どんなことを考えているのでしょうか。
そもそも子どもは、言葉で上手く自分の気持ちを表現できないことが多いのです。
『いや!』『うるさい!』などの言葉の裏には”自分の気持ちも大切にしてほしい”などの感情があるのかもしれません。
子ども自身が思ったことを『僕はいま、こう考えているから、ちょっとの時間だけ待ってほしいんだ』と言えるはずがありませんよね。
大人であっても難しいことです。
子どもが反抗の気持ちをぶつけてくるとき、そこには必ず感情が含まれています。
その感情をぶつけることができるのは、数少ない自分が信頼している大人や親だけなのです。
子どもは信頼している親だからこそ「自分の気持ちをわかってほしい!」という思いで感情をぶつけることができるのです。
反抗的な態度や言葉を聞くと、親としては「この子のために」と思って、より強い言葉や口調で抑え込もうとしてしまいがちです。
しかしそれは、一時的に子どもがおとなしくなったように見えても、子どもの心には自分の気持ちを理解してもらえなかったという負の感情だけが残ってしまう原因にもなるのです。
もちろん、親として「子どもには立派な人になってほしい」という思いが強くあるのは間違いありません。子どもに対して、親としてゆずれない部分と、子どもを許容していける部分とを線引きして、子どもの思いも尊重してあげることが重要なのです。
反抗期は成長のサイン?
たとえば、2~3歳のころの「イヤイヤ期」。なんでも『イヤ!』と言うあの時期も実は、自分でやってみたいという自我の芽生えの表れとは考えられないでしょうか。
そして成長とともに、思考力や感情表現ができるようになってくると、また別の形での反抗が表れるようになります。
「自分はこう思うのに…」
「なんで親の言うとおりにしなきゃいけないの?」
そんなふうに、反抗的な態度こそ自分自身を確立するサイン。
つまり、反抗は“親離れ”の第一歩でもあるのです。
もちろん、ぶつかり合うことはお互いに辛いものです。
でも、その先には子どもの心の成長がしっかり育っていると信じて、少しだけ見方を変えてみるのもいいのかもしれません。
どう対応する?反抗期の子ども
子どもからの反抗に、つい感情的になってしまうことは自然。
「なんだその言い方は!」
「あなたのためを思って言っているのに!」
こうなる気持ちはよくわかりますが、まずは落ち着いて冷静に受け止める姿勢をもつようにしましょう。
お互いが感情的になってしまっては、話し合えるものも話し合うことができません。
子どもの意見を否定するのではなく“子どもの気持ちを代弁してあげる”くらいの余裕をもってコミュニケーションを築いていくとよいかもしれません。
子どもの意見を鵜呑みにするのではなく、自分の意見との境界線を引きつつ、子ども自身に考えさせることも重要です。
この行動には忍耐が必要ですが、少しづつ変化は見えてくるはずです。
まとめ
- 反抗の裏には、自分の気持ちや考えを理解してほしいという子どもの思いがある。そんな子どもの“心のメッセージ”を受け取り、子どもの考えを尊重してあげる。
- 反抗期は成長のサイン。反抗の先に子どもの成長があると信じて、少しだけ見方を変えてみる。
- 子どもの反抗に対して、感情的にぶつかり合うのではなく、『子どもの気持ちを代弁してあげる』くらいの余裕をもってコミュニケーションをとる。
いかがでしたか?
子どもの反抗を抑え込もうとするのではなく、子どもたちと話し合い、その気持ちを知っていくことが大事です。
反抗期の子どもの成長を見守りつつ、その先のさらなる成長を楽しみにしていきましょう!!
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