1. こども園ってなに?名前は聞くけどよく分からない
最近よく耳にする「認定こども園」。
子育て世代のなかには、「
子どもを預けることを考えると、どんなポイントで選べばいいのか迷いますよね。
今回は、認定こども園の仕組みや特徴、メリット・
参考になれば幸いです。
2. 認定こども園とは?基本の定義を解説
認定こども園とは、「教育」と「保育」の両方を行う施設です。
2006年に始まった制度で、
ポイントは以下の3つ:
- 幼稚園のように教育が受けられる
- 保育園のように長時間預かってもらえる
- 保護者の就労状況に関わらず利用できる
つまり、「働いている家庭」も「専業主婦(主夫)の家庭」
3. 認定こども園の4つのタイプ
認定こども園には、以下のようなタイプがあります。
タイプ | 主な特徴 |
---|---|
幼保連携型 | 幼稚園と保育所の機能を一体化した施設 |
幼稚園型 | 幼稚園が保育機能を追加した施設 |
保育所型 | 保育所が教育機能を追加した施設 |
地方裁量型 | 地方自治体が独自の基準で認定した施設 |
各地域で導入されているタイプが異なるため、
見学の時期については、見学開始の日などが設定されているわけではありませんので、希望の園に問い合わせてみるのが一番確実な方法ですね。
多くのご家庭では、次年度の4月入園を見据えて6月~10月頃に見学を始めることが多いです。
申し込みの締め切りもありますので、気になっている園があるのであれば、早めに問い合わせることをおススメします。
4. 幼稚園・保育園との違い
認定こども園と幼稚園・保育園との違いは「利用できる家庭・保育時間・保育の内容」などがあります。
比較項目 | 認定こども園 | 幼稚園 | 保育園 |
---|---|---|---|
利用できる家庭 | すべての家庭 | 主に専業家庭 | 主に共働き家庭 |
保育時間 | 長時間(延長も可能) | 短時間(主に9~14時) | 長時間(7~19時など) |
教育・保育内容 | 両方あり | 教育中心 |
認定こども園は、「教育も保育も」
また、どんな目的で利用するかも一つ大事なポイントです。
5. 認定こども園のメリットを詳しく解説
認定こども園の大きな魅力は、「保育」と「教育」
教育と保育のバランスが取れている
認定こども園では、幼児教育の専門性を活かしながら、
保育時間が柔軟で、共働き家庭にも対応
2号・3号認定で入園すれば、
就労の有無に関係なく利用できる
1号認定なら、保護者が就労していない場合でも利用可能。
年齢をまたいで通える施設も多い
0歳〜5歳までの受け入れを行っている園が多いため、
兄弟で同じ園に通える可能性がある
年齢の異なる兄弟でも同じ園に通わせられるケースがあり、
6. 認定こども園のデメリット・注意点
認定こども園には多くの魅力がありますが、
園によって方針・運営スタイルが大きく異なる
認定こども園は「幼保連携型」「幼稚園型」
1号・2号でスケジュールが異なることがある
同じ園に通っていても、
人気園は競争率が高い
認定こども園は、
延長保育に追加費用がかかることも
園によっては、
7. 認定こども園はこんなご家庭におすすめ!
認定こども園は、次のようなご家庭に特におすすめです。
教育と保育、どちらも重視したいご家庭
「働いているけれど、幼児教育もきちんと受けさせたい」「
共働きで、預け先に柔軟性を求める家庭
保育時間の柔軟性は共働き家庭にとって大きな利点。
子どもが複数いて、同じ園に通わせたい家庭
0歳から5歳まで幅広い年齢の子を受け入れている園もあり、
保育園と幼稚園、どちらを選べばいいか迷っている家庭
認定こども園は、その「中間的な立場」でありながら、
8. まとめ
認定こども園は、
メリットとデメリットをしっかり理解したうえで、
施設によって教育方針や雰囲気も異なりますので、
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