はじめに
そんな戸惑いを感じていませんか?実はその「反抗的な態度」、
反抗期に悩む人が多いところですが、誰もが通る道ですので安心してくださいね。
本記事では、反抗期に見られる特徴やその原因、
反抗期とは?その意味と時期
反抗期とは、子どもが心身ともに成長する中で「自分で考えたい」
実は、反抗期には以下の2つがあります。
- 第一次反抗期(2~4歳ごろ):いわゆる「イヤイヤ期」。
言葉や行動で自己主張を始める時期です。 - 第二次反抗期(小学校高学年~中学生ごろ):思春期に入り、
自我が確立され始める時期です。
ただし、明確な区切りがあるわけではなく、
また、子どもによって精神の発達の速さにも違いがありますので、「なんでうちの子だけ・・・」と悩まなくても大丈夫ですよ。
子どもが反抗的になる3つの特徴
1. 言い返す・親の指示に従わない
「宿題やったの?」に対して、「今やろうとしてたのに!」
これまで素直だった子が、
そのときの子どもの頭の中には「宿題をしないといけないな~」と心のどこかで思っています。
しかしながら、それをすぐに行動に移せずにいるのです。
ゲームやマンガ、テレビやスマホなどによって「やるべきこと < やりたいこと」になっていることがほとんどです。
そのことを理解しておくことが一つ大事かもしれません。
2. 親よりも友達を優先するようになる
今までは親に話していたことも、
これは「親離れ」の一歩であり、自立に向かう自然な変化です。
親との関係が築けていることもあり、家庭の外の社会に興味を持ち始めます。
同い年くらいの友だちと関係を深めていくことで、自分という人間を改めて認識するようになるのです。
周りからの見られ方を意識するようにもなるので、客観的に自分のことを見る力が備わっていく大切な時期でもあります。
3. 感情の起伏が激しくなる
小さなことで怒ったり落ち込んだり…。
大人から見れば「そんなことで怒らないでよ!」と思いたくもなりますが、自分の感情を出す経験を積むという意味でも必要なことです。
怒っている自分が周りからどう見られているのかを認識できる時期にもなります。
自分のことを客観的に見ることで、感情を落ち着ける力を育むことができます。
ホルモンバランスや脳の発達も関係しており、
なぜ反抗的になるのか?【原因】
● 自我の成長
反抗の背景には「自分で考えたい・決めたい」
これは決して「悪い態度」ではなく、子どもが「親と対等な関係」
子どもが自分の気持ちを優先することは、これからの成長によって大切なことにもなってきます。
● 親との距離感の模索
反抗的な態度は、
「ずっと親の言うことだけ聞いていたい子」は、
反抗的な態度をとることで、「自分」という人間を確立していきます。
意見が衝突することもありますが、温かく見守れるといいですよね。
● 外部ストレス
学校生活や友人関係のストレスも反抗的な態度に影響を与えます。
家庭ではリラックスしているからこそ、
反対に学校では、素の自分ではなく、学校のなかでも理想とする自分をもつようにもなってきます。
理想と自分の実力の現実に悩む時期でもありますので、大人としてフォローできるようにしていきたいところですね。
反抗期はいつまで続く?
個人差はありますが、一般的に反抗期は数ヶ月〜
ただし注意したいのは、「反抗期らしい反抗がない子」
一見“手のかからない子”に見えても、
つまり、反抗は健全な自立へのプロセスなのです。
親がとるべき対応・NG対応
やっていいこと
- 子どもの話を最後まで聞く
- 命令ではなく、提案として伝える
- 「選ばせる」スタイルに変える(例:「宿題は今やる?
それともご飯の後?」) - 子どもを「一人の人間」として尊重する
やってはいけないこと
- 感情的に怒る、人格を否定するような言葉
(例:「そんな子に育てた覚えはない!」)
- 暴言や暴力をつかう
- 無理に従わせる・押さえつける
- 子どもの言葉を最後まで聞かずに遮る
親もつい感情的になりがちですが、子どもは「聞いてもらえた」「
まとめ
子どもが反抗的な態度を取るのは、
大切なのは「敵」になるのではなく、見守る「味方」でいること。
今この時期をどう乗り越えるかで、
焦らず、深呼吸して、子どもの「自立」
以上でーす。
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