
子どもがイライラする原因は様々ですが、こんな姿ありますよね
どうして子どもは感情をコントロールすることが難しいのでしょうか
原因として考えられるのは
- 周りからの期待
- 友だちとの人間関係
- できない自分
- 周囲との比較
- 親との関係
- スマホやSNS
などです
それでは、その原因について詳しくみていきましょう
感情をコントロールできない原因
子供は心身ともに成長しますので、多種多様な悩みを抱えています
周り/親からの期待
大人としては子どもに期待したくなりますよね
そんな期待が子どもにとって負担になっているかもしれません
期待するのも大事です
しかし、許容範囲が狭いと子どもが窮屈に感じてしまい、自分の思いを言えなくてストレスを感じます
友だちとの人間関係
友だちと過ごす時間が年齢を重ねるごとに増えていきます
そんな友だちとの付き合いでストレスを感じているのかもしれません
友だちは親とは違います
ということは、自分の思いや気持ちを我慢しなければいけない場面が間違いなく増えてきます
友だちとケンカをするのもよい経験なので、温かく見守ってあげましょう
できない自分
自分はなんでこんなこともできないんだろう…
子どもは、心の中でそんなことを思っているかもしれません
人間だれしも理想の自分と現実の自分の両方をかかえています
『こんなふうにできたらいいのにな』という理想とのギャップに虚無感を感じているのです
できない自分を認めてしまうと精神的なダメージを受けることになるので、それを防ぐために感情的になって自分を守ろうとするのです
周囲との比較
学校では同じ年頃の子どもたちが集団生活を送っています
とうぜん、『あの子はできるのに自分にはできない』
『みんなできているのに自分だけ置いてけぼりになっている』
そんな孤独や劣等感を感じている場面がたくさんあるのです
周りと比較し、自分にはできないんだと思うことで自信がなくなります
できない自分を認めたくないあまり、消極的になったり、イライラを人にぶつけたりして解消しようとするのです
親との関係
親との関係が悪いと結果的に子どもには大きな影響を与えます
子どもが感情をむき出しにしたときに、どんな反応をするのかを子どもたちはよく見ています
子どもを抑え込もうとすれば、自分の感情が消化されずどんどんストレスが溜まっていくのです
ストレスが溜まっていけば、イライラが爆発することでしょう
そのイライラに親がさらに圧をかけると、お互いがイライラする悪循環がうまれるので注意してください
スマホとSNS
スマホは子どもの近くにありますか?
子どもが感情をコントロールできない原因にスマホがあるかもしれません
スマホは、子どもたちの好奇心をくすぐります
動画やSNSを見ることで脳が興奮し、日常生活よりもスマホに釘付けになってしまうのです
動画では脳の興奮状態、SNSでは承認欲求を満たしてくれるって感じですかね
ふつうなら時間をかけて得る脳の状態をスマホを見ることで短時間で得ることができます
脳としても、手っ取り早く興奮状態になれるのなら好都合ですよね
子どもがスマホから手を離せないのはそういうことです・・・
感情をコントロールできない子どもへの対処法
感情がコントロールできない理由はわかったけど、どうやって対処したらいいの?
さて、どうやって感情をコントロールしましょう
まずは、以下をお試しください
- 子どもに聞く
- そっとしておく
- 感情に先回り
1,子どもに聞く
まずは子どもに話を聞くことを試してください
なんでそんなに怒っているのか、たずねましょう
そんな話をしているうちに子どもの怒りも落ち着いてきます
子どもが冷静になることができれば、こちらの伝えたいことも優しく伝えられると思います
上手に言語化できない場合もありますので、いくつか選択肢を与えてあげて整理してあげるのもよいでしょう
2,そっとしておく
話を聞いてどうにもならないときは、思い切って「そっとしておく」
なぜなら、言っても聞かない状態のときにいくら話をしても届いていないからです
誰だってそうです
感情が高ぶっているときに説教など、聞き入れるわけがありません
なので、話をする前に冷静になるまでそっとしておきましょう
放置ではなく、見守る感じでいきましょう
3,感情に先回りする
子どもが感情的になると予想がつくときは、先回りして回避しましょう
いつも様子を見ていると、どんなことで怒るのかが想像できますよね
それを、回避しましょう
イライラしているのを見るとこちらまでイライラしてしまいますからね
まとめ
子どもがイライラする原因に心あたりはありましたか?
感情を出すことにはそれなりの理由があります
それに気づいて対処できるかどうかが大事です
子どもが感情的になるのには何かしらの理由がある
それに対処するには、遠くから見守る勇気が必要なのです
温かく子どもの成長を見守っていきましょう
以上でーす
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