デジタル時代の子どもたちと大人の役割
今の時代は、身の回りにスマホやパソコンなどがあり、使う機会が増えてきています。その中でも、youtubeやLINE、SNSをしようすることは特にどの世代においても多いと思います。
子どもの利用については、親や周りの大人が責任をもって見守ることが必要です。
現代では、幼少期のころからyoutubeなどを見て過ごすことが多く、年齢が上がっていっても、その依存から抜け出せなくなる可能性があります。
言わずもがな、youtubeやSNSには、便利な機能がある反面、危険性があることも知っておく必要がありそうですね。
スマホやサイト自体が悪いのではなく、危険性や使い方をどう伝えていくのかが重要なのです。
この記事を読んで、スマホを持つ子どもたちにどんなふうに伝えていけばいいのかを一緒に考えていきましょう。
youtubeやにひそむ危険
動画やSNSなど、どんな危険があると思いますか?
具体的には
・不適切なコンテンツへの接触
・個人情報の流出
・ネット上のいじめ
・依存症の危険
などです。
①不適切なコンテンツへの接触
youtubeやSNSにもキッズ向けのサービスがあるとはいえ、(ちなみにSNSには年齢制限があるものがあった気がします)見るつもりがなかったとしても、暴力的な映像や卑猥なものを見てしまう可能性が非常に高いです。
自分の好きなyoutubeやゲーム配信を見るだけだとしても、その配信のなかで使われている言葉を聞く可能性も十分にあります。その言葉を聞いたり子どもが使っている時点ですぐに言葉の意味や使っているときに叱ることができればもんだいありませんが。
もちろん、子どもがその映像を見たところで人を傷つけるようになるとは考えにくいですが、普段から聞いている言葉から、自分の発する言葉を学んでいくことが考えられます。
そうやって学んだ言葉ほど、日常生活で使うことが増えます。とくに小学生などは周りの友だちと同じものを共有したくなる年頃なので、仮に一緒にみていたとしたら、仲間内で広まっていくことでしょう。
動画の配信前にコンプライアンスのチェックが入っているとは思いますし、配信者の方々も「子どもに不適切な言葉を教えてやろう」と思っている人はほとんどいないでしょう。
しかしながら、子どもが利用するのであれば、より大人の見守りが子どもを危険から避けるために必要なことは間違いありません。
②個人情報の流出
youtubeもSNSもインターネットにつながっていますから、自分の写真や名前、住所がわかるものを投稿しようものなら、全世界にその情報がいきわたる可能性があるのです。
そんな個人情報を拡散するような人も近年ニュースで聞くことがあります。
子どもが犯罪にまきこまれる可能性もゼロではありません。
youtubeやSNSも配信を開始するのにそこまで厳重なわけではなく、ボタンをいくつかおせば配信できてしまうのが怖いところです。
そして、子どもに限ってそういった操作は得意なことが極めて多いので注意してくださいね(笑)
子どもたちに管理を任せるのも大事ですが、危険性の高いところは大人がしっかり管理するようにするべきかな…と思います。
他にも、他人とのメッセージのやりとりや、つながりにも目を見張らせてくださいね。
③ネット上でのいじめ
顔を直接見合わせなくても文字でコミュニケーションがとれてしまう時代です。
LINEなどでも簡単にグループをつくることができます。
その文章のやり取りの中で、心のない言葉やトラブルが起きることも多いです。
人から直接言われるのも嫌な気持ちになりますが、LINEなどでメッセージが送られてきたら、それはそれで相手の顔や表情がわからないので、不安な気持ちがより増します。
友だち同士であっても、SNSを通じてトラブルが広がることもありますから、いじめにはつながらなかったとしても、注意しておくことに越したことはないです。
④依存症の危険
youtubeやSNSなど、毎日のように情報が更新されることで、日々繰り返し見ていても飽きることがないですよね。
動画や投稿もおもしろいものが多く、延々に見れてしまう気さえします。
動画などがよくないのではなく、そちらに時間をとられることで、日々の生活リズムや勉強の時間が減っていくことが問題です。
生活リズムが崩れてしまうと、日常生活にも支障が出てしまいます。
そんな「見たい」を抑えられないことこそ、依存症へのルートが進んでいると考えられます。
また、SNS(インスタグラムや旧ツイッター)などでも、他人からの「いいね」やフォロワー数に執着してしまって、周りと比べることが増えると、自己肯定感を低下させてしまう可能性がありますので、注意してくださいね。
危険性をどう伝えるか
どんなふうに子どもたちに伝えるのがいいのでしょうか。
⑴とにかくわかりやすく
わかりやすく具体例や視覚的なもの、または子どもの気持ちに問いかけることです。
⑵正しい使い方
youtubeであれば、「キッズ専用」のものがありますが、SNSなどではプライバシー設定などの重要性について説明してあげましょう。
小学生だったら、親の権限で守れないなら使えないようにするなど、きぜんとした態度でいっても大丈夫だと思いますし、まずは小学生のうちに直接友だちとのコミュニケーションで経験を積んでからスマホにいきついてほしいですね。個人的に‥(笑)
おススメの言い方は
⑶ルールを一緒につくる
youtubeを見る時間や場所を話し合い「大人がいる場所で見るようにする」など、見守ることが容易にできるようなルール作りが望ましいと思います。
子どもの意見を尊重することはもちろん大事ですが、大人として、ゆずれないところは、毅然として態度で伝えていきましょう。
大人としてゆずれないところは、強く言って聞かせるのではなくて、ゆずれないところお互いに伝え合うことから始めてみてください。
⑷手本を見せる
これが最も手っ取り早くて子どもの意識も高まる方法です。
動画を見る時間やSNSの文章の打ち方など、親が正しく使えるようにしておきましょう。
スマホの使い方yネットのマナーを示すことで、子どもも自然と大切なことを学ぶことができるはずです。
まとめ
youtubeやSNSの利用には危険もありますが、親子でルールを作り対話を重ねることで、安全に楽しむことができます。
デジタル自体の親子とのかかわり方を見直し、信頼を深めるチャンスにしましょう。
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